剱岳を制覇した2

剱岳を日帰りで制覇できるのは、早月尾根だけと聞き、行ってきました。1のつづき


剱岳山頂より周囲の様子動画。

PA152043.jpg
剱岳山頂にてお昼。12時到着したので、ちょうど6時間かかっての登頂。
この時点では誰とも会わず、山頂でも1人。独り占めでいいのだが、マイナーな尾根なのかな?

登りで6時間ってことは下りでも多少は早いにせよ、下に行く頃には暗くなる
。暗くなると、遭難や怪我のリスクが数段上がるので、急いでご飯と景色の撮影。
ゆっくりしてられないのが、残念。頭の中は「帰り平気かや~」という思いが走る。

PA152044.jpg
長野からよく見える北アルプスの反対側からの景色。鹿島槍とかかな。山頂より東

PA152048.jpg
黒部ダムとかの方向。遠くは八ヶ岳も見えている気がする。山頂より南。

PA152050.jpg
剱岳山頂より西。雲がどんどん上がってきている。でもキレイだなぁ。

12:50分下山開始。

PA152067.jpg
今登ってきた稜線。注意して急いで帰らないと、時間的に危険。
焦っての出発だったので、山頂に忘れ物を。
この時点ではまだ気がつかなかったけど。しかし、雪の岩下りは怖い。かなり慎重に下る。

PA152075.jpg
剱岳下山途中より西方向。いい感じの雲を発見したのでパチリ。というか早く下らないと。

下山を開始して、1時間15分経過した地点で携帯電話が無いことに気がつく。
「あ、山頂だぁっっっ」と分ったものの、今から登り返してまた下山は、
他の山と時期ならいざ知らず、この時点での残りの体力と時間を考えると、
山頂に戻るのは危険と判断し、携帯は諦めることに。

サヨナラ買ったばっかのアイフォン5。
焦っていた自分が悪いが、他の人が無くさないように、
山頂に供養と考える、ま~しょうがないか。

PA152079.jpg
剱岳下山途中、北方向。かなりガスが出てきたよ。
もう少し下ると、ガスに突入だね。思ったよりさらに早く暗くなるかも、急がんと。

PA152082.jpg
早月小屋、15時05分到着。山頂から2時間15分、けっして遅くはないが、15時過ぎる。

ここで、思いついて、持っていたメモをリュックからだして、メモを登山道に置いて帰る。
内容は、「2012.10.15日剱岳に登った人へ。携帯を見つけたら、ここに連絡を」という感じの内容。
ここまで3人とすれ違ったので、もしかしたら携帯拾ってくれているかも、との期待を込めて。

メモを書いて置いたら、下から登って来た人を発見。
海から歩いてきたようで、今日はこの小屋の前でテントを張ると。
携帯の話をしたら、明日山頂に行くから、見とくとのこと。
お願い兄ちゃんっ。
しかし、この時期に10日間の食料を持って縦走とは、凄いね。

この尾根は水場がないので、自分の持っていた水1リットルを提供し、下山。
こっちも急がないと暗くなる。

下山途中でまた人と出会う。今日は全部で会ったのは6人。
最後に合った人が言うには、急な長い登りと、登り難さから「ここは、アホしか登らんなぁ~」とこのとで。
まぁ確かにねホントそう思うよ、おいちゃん。

PA152086.jpg
早月小屋からの下り途中に見た紅葉。なかなかいい感じの場所もあったりも。

そうこうしてると、どんどん暗くなってきた。帰りが西方向で太陽が沈む方角。
邪魔する高い山もないので、長野よりは日が長くなるのだが、
それでも暗くなってきたので、ヘッドライトを装着。

とここで、また忘れ物に気がつく。
そうサイフが無い(現金、カード系、免許証も)。
きっと早月小屋でメモを書こうと色々出したときに、そのまま置いてきたのではと(推測)。
まぁ、登る人の財布供養だと思い、大量に現金を山に寄付したってことで。
怪我もなく降りてこれたのだがら、レスキューのヘリコプターを使ったと思えば安いかな。

PA152095.jpg
17時55分、結局最後は暗い中、下山。
真っ暗な中を歩くのは、あまり気持ちのいいことでは無かったので、
無事帰ってこれてひと安心、熊とか怖かったしね。

登山口にある上の写真に書かれている文字は「試練と憧れ」。
う~ん確かにそんな山だったなぁ。

色々いい勉強になった、記念すべき山となったのだった。
山頂まで携帯を取りに戻らなかった判断は、正解だと思う。
サイフの件も同じく。何はともあれ、ホント無事生還できてよかった~。

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました