剱岳を制覇した1

剱岳を制覇してきた。

剱岳で検索したウィキペディアによれば、
日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とのことである(←今知った)

登山口の馬場島から早月小屋まで4時間40分、さらに剱岳頂上まで3時間半というコースタイム。
標高差2200mをひたすら登り、上部は北アルプスらしい危険な岩場も。
登頂後は同じ道を下まで降りてこなければならないし、途中に水場は一切無し。さらには早月小屋も終了している。

でも、少し前に登った燕岳で出会った富山人が「朝早く出れば、日帰り可能」と言っていたので、
それならと思い向かったのだった。念のために水を4リットル強持って登ることに。

PA151936.jpg
早月尾根入り口から、朝6時、登りだす。
本当はもう1時間ほど早く登り出す予定だったのだが、2度寝しちゃってこの時間に。登山口の標高は760m

イメージとしては8.3キロ先の、PA151953.jpg
今いる場所から上空2200mを目指す感じ。あなたの地域でイメージを。

酒井の営業している髪処禅近く、長野市川中島の今井駅の標高が約360mだと考えると、今井駅から善光寺本堂(標高約400m)まで歩いて行って、その善光寺の本堂が今ある場所の55倍上空にあり、そこへ行くイメージかな(余計に分りにくい)。

登山道は全部急。登りだしからいきなり急登なのだが、
PA151951.jpg
こんな看板が要所にある。

PA151952.jpg
早月尾根の1400m地点からの富山側の景色。

PA151954.jpg
1600m地点の景色。紅葉がキレイだなぁ。

今まで登ったどの登山道よりも急で長く、しかも木の根っこが出ていて、とてつもなく登り難い。

PA151973.jpg
9時、ようやく早月小屋を発見っ。
ここまで3時間、普通の山なら山頂についてもいい時間。
この時点でかなりお疲れ状態に。

PA151975.jpg
標高2200m早月小屋。冬支度をしてあり、閉まっている。

PA151978.jpg
小屋の前にあったドラム缶の上の水が、凍っていたよ。

PA151982.jpg
しばし、小屋の前でエネルギー補給。

PA151983.jpg
さーて残り2.9キロ、もうひと踏ん張り、頑張らねば。

PA151985.jpg
さらに少し登ると、先ほどの早月小屋と尾根が見える。

PA152000.jpg
困ったのが雪。登山道にも雪が出てきて、とにかく滑る。これでもかって位に慎重に登る。ルート上、日陰が多くて踏み固められて氷になっていたりも。

PA152009.jpg
鎖、ロープを使って登る。
雪さえなければ、急なだけで滑らないのだが、ここらから鎖がないと雪の為登れない。

PA152015.jpg
剱岳の山頂がかなり近くなってきたよ。

PA152026.jpg
いよいよ、岩と鎖と雪の危険地帯に突入。

PA152027.jpg
今通ったところを振り返る。雪さえなければ、写真ほどは怖くない。

PA152028.jpg
剱岳山頂直下より南方向。うーんキレイっ。

PA152031.jpg
思っていたよりも、鎖場が長い。
3点支持を心がけて、登る。
10月15日だがこの時期雪が降ると、余計に時間が必要なので、もし行く場合にはご注意を。

bunnki.jpg
別山尾根ルートと早月尾根の分岐点に到着。鎖はここまで、山頂まであともう少しっ。

2へつづく

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました