北アルプス裏銀座ルートを途中まで歩いてみようと、お盆休みに入山。
決めたコースを3日間かけて歩いてみた、1日目の様子です。
仕事の後、いつも泊まりで入山する前に食べているラーメン屋でラーメンを食し、帰ってこれるよう願掛けをして、いざ出発。
長野県の大町から大町温泉郷方面へ行き、さらに車で行ける1番奥の、七倉山荘へ。山荘前の駐車スペースはすでに車が沢山。23時頃到着し、明日の予定を検討しつつビールを飲んで車中泊。
朝3時半に起床し、食事やら準備を整えて4:30に出発。
いきなり真っ暗な1,1キロのトンネル。これが、怖い。霊感は全くないが、トンネル内部のせいなのか、ヒンヤリする、う~ん不気味。前日にお客様に頂いた「もろこし」をかじりながら、ヘッドライト1つでもろこしのことだけ考えて進む、横も後ろも振り向けないよ怖くて。トンネル途中でもろこし食べ終えたけど、その後は気合で通過。
5:16高瀬ダムの下部に到着。日本第二位の高さ・176メートルを誇る巨大なロックフィルダムである。ダム好きなので、たまらない。
ダムの上部に5:37。この辺までは駐車場からタクシーで来れます。確か5:30からタクシーの運行が始まるが、自分は歩いて来たかったので歩きましたよ。体力を温存したい人はタクシーがおススメ。トンネルも怖くないしね。人も多いと思うから、乗り合いで割り勘で来れると思います(1人で2000円程度かと、割り勘すれば人数分安くなる計算)。写真奥のトンネルを通過して進む。
このスグ近くに最終水場があり、水を汲んだり、おにぎりを食べていたら、タクシー組に抜かれた。
しばらく水場がないので、多めに水を持って上がることに。
水筒を忘れたと思い、もろこし入れてあったジップロックにも2リットルほど水を入れだが、後で水筒を発見。
どうりでリュックが重いと思ったわ。
書いている今気がついたが、水場の写真に「この水は煮沸して利用」とあった。全く気にしないで、ガブガブ飲んでますけど・・・。
6:24、標識から登りだす。コースタイムでここから烏帽子小屋までは4時間40分の道のり。
この登りのルートはブナ立ち尾根、日本三大急登の1つ。いきなり階段。
余談ですが、この登山の2日前に階段を下っていたら、何を思ったか最後の1段があるのにもう終わったと思ったのか?よく覚えていないのだが、階段を踏み外し、そのままバランスを崩し落ちました。
落ちたときに、思いっきり尾てい骨を打ちつけ、さらに両ヒジも強打し、あちこち擦りむきました。しばらくその場で5分ちょいは悶絶して倒れこんでいたのです。
その後遺症で、普通には登れるのだが、大またや高い段差を超えると痛みがビキビキに走る状態で、ペースがあがりませんでしたよ。
時間も書いてありますが、人により、状態により、写真の撮る枚数により、気分によって違います。参考程度でお願いします。 さて話は戻り、
8:07、5の場所で休憩。12からスタートし、0が烏帽子の小屋。まだ半分以上ある。
やっと空が見える場所に出てくる、すこぶるいい天気。
登り時間は長いが、道が整備されていて、日本3大急登という程は大変に感じない。
昨年剱岳を日帰りで登ったルートのほうが、(雪もあったからか?)大変な気がしたし、さらに、帰りの3日目の下りで使った竹村新道は、「ここは登るのは嫌だなぁ」って感じましたね。
ただ、暑いのと、寝不足なのか、頭痛がやってくるし、クラクラする。ひょっとして熱中症の手前ですか?。
水分を多く取るようにし、さらに登る。しかし余計にペースが上がらないなぁ。
10:03烏帽子小屋に到着っ。ここまで3時間40分程、コースタイムよりは早くて今後のスケジュールにはいい感じ。
さて、このまま裏銀座コースを行く前に、重いリュックを置き、最低限の荷物だけ持ち寄り道して烏帽子岳を往復してきますよ。
1日目その2へつづく。
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