北アルプス裏銀座ルートを歩く 1日目 その2

その1で、日本3大急登のブナ立ち尾根を登り、烏帽子小屋に到着。その続きです。

高瀬ダムは1270m、烏帽子小屋は2551m、登る距離も長いが、標高も上がってきたぞ。

烏帽子小屋に荷物を置き、必要な物だけ持ち、烏帽子岳へ向かう。10:19頃出発
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中央の高い頂が烏帽子岳。手前の間違えやすい、ニセ烏帽子岳より。

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烏帽子岳山頂直下。この坂を上ると頂上へ。岩峰の山だけに最後だけ険しい。

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ほぼ垂直の壁を登ります。隣で登っていたお姉さんをモデルに。こう見ると、様子がよく分る。

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多少の崖を登ると、今度は崖を横にトラバース(横切る)。慎重に行けば平気ですよ、何せ自分は高所が苦手ですからね。

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烏帽子岳山頂、2628mに到着、10:55。山頂はとっても狭く、一人が乗れる程度。

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烏帽子岳山頂から下を見ると、スタート地点方向の高瀬ダムが見えましたよっ。
山頂にいた人達としばし雑談をして、烏帽子小屋へ戻る。

お湯を沸かして、スープを作ったり、おにぎりも食べてひと休み。

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小屋から食事をして見ている方角(西方向)には、読売新道にある赤牛岳(かな)がよ~く見えていた。写真は多少望遠して撮りました。

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休憩し、お腹も満たされ、12:27烏帽子小屋を出発。相変わらず、頭痛は止まらない状態。
でも平気そうだから、進むことに。無理をしてはいけませんが、この程度なら行けると判断。

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裏銀座縦走コースをひたすら進む。山の稜線のアップダウンを繰り返して進んで行く。

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三ッ岳山頂に13:43到着、2844,6m。
様々なピークをどんどん過ぎて進む、ピークハントを繰り返していくことに。
写真右奥には、ようやく槍ヶ岳の姿を確認できたぞっ。

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とにかく天気のいい裏銀座の稜線。
趣を変えて、渋めの色で先の様子を撮ってみたりも。
この先で、展望コースとお花畑コースに分かれる。迷わず展望コースへ。

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展望コースのピークより。
左奥には、槍ヶ岳。真ん中のピークが野口五郎岳、右の奥には黒部五郎岳。
今回行けたら、黒部五郎まで行って、戻ってこようかと。届くかなぁ。

さらにまた登り、地図ではあと少しなのだが、いよいよ体力がキツクなってくる。
ここに来て、「何で登りに来てしまったのだろうか、ただの修行、苦行ではないか」と思い出す。
ホントに、ラストは辛かったのですよねぇ。

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やっとの思いで、本日宿泊予定地である、野口五郎小屋に到着、15:56。
朝に登り始めてから、約11時間半経過しての到着でした。

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泊まる部屋の様子。小さい小屋なので混雑していたが、1人1枚の布団で寝れてひと安心。
寝たのは下の1の場所。

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夕食まで外で談笑する人達。太陽の光が眩しいっ。

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夕食後、太陽が沈むのを山の上から見るのが大好きなので、小屋から少し登って見てました。
この時間だと寒いから、上にはフリースやダウンは必要ですよ。

日が完全に落ちてからは、知らなかったが流星群が来てるようで、外で流れ星を観察。
見てると、あっという間にいくつも見れてラッキー。

さらには、やけに星に詳しい人がいて、星のことをあれこれ教えてもらいました。
山は色々な人がいて、様々な出会いがあるから、それもまた楽しいのですよね。

やっぱり来て良かった、最高だな。

2日目へつづく

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