次の杓子岳(しゃくしだけ)へと向かいます。
向かう山頂がガスの中。
稜線からの白馬大雪渓。
杓子岳へ登るルートと登らない巻き道の分岐点、11:42。
完全にガスってるけど、せっかくだから山頂ルートで。
杓子岳(2812m)に登頂、12:04。
奥はきっと崖になっているから、あまり近寄らないように。
分岐点からの道はガレガレした急な道で、
登りにくかったなぁ。
展望は予想通り無し。
杓子だけから鑓ヶ岳へ歩き出してすぐの地点。
ガスで見えないけど、きっと左はスパッと切れ落ちていて、
足を滑らせたらアウトでしょう。
強風が右から吹いていて、危ないから慎重に歩く。
とにかく視界が悪く、今がどこなのか?分からない。
道は外してない確信はあるけど、なかなか長いぞ。
白馬岳からの稜線歩きは、
この日強風に向かって進む道が多く、ペースがかなりダウンする。
白馬鑓ヶ岳(2903.1m)に登頂、13:08。
やっとこ白馬三山を制覇、さ~て下山だっ。
白馬鑓温泉小屋を目指して進むコースへの分岐あたりまで、
コースタイム程の時間来たら、分岐らしき道を発見。
でもいつも分岐は標識あるけど…。
道にも見えるし、違う気もする。
コースタイムは20分、自分はここまで18分。
うむむ、ここかなぁ。
地図で確認しても、合ってるような気もするし。
少しだけ進んでみたら、余計に行けるような行けないような。
う~ん。
このまま下ってルート外していれば完全に遭難。
しばし決断するべく考えて、
「もう少し(あと2分)進めば分岐標識があるかも?、なければここかな?」
と決めてもう少し稜線を進むことに。
そしたら白馬鑓温泉への分岐標識を発見。
ほんとに2分ほどの距離でしたが、山を1つ巻いたので別の道でした。
危うく遭難するところでしたよ、ふ~。
ガスで周囲が見えないときは、より冷静に行動したいですね。
それにしてもこの標識、重要な場所なのにかなり小さかったなぁ。
以前に捻挫した左足首と右の股関節が痛くなっていたのと、
まだまだ猿倉まで長いので、
あまり回り道に時間をかけられなかったけど、急がば回れですねっ。
20分ほどロスになってが、標識あってよかったぁ~。
天候が悪いときの遭難事故の気持ちが分かりましたよ。
今回、縦走ルートの所要時間が12時間50分と計算していまして、
急いでいたでお昼はまだ。
少し下って風があたりにくい場所でササット昼に、13:50。
実は12時間50分は計算間違えで、
本当は15時間の計算だと後で気がついたんですけどね…。
下山途中温泉マークも出てくる。
道は間違いなしっ。
温泉入る予定だったけど、ペースが上がらず入ったら間に合わないかなぁ。
(このときはまだ、ルート時間計算の間違いに気がついていません)
さてさて、道は合っているからどんどん下りますよ。
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