白馬乗鞍岳に登ってみたぞ その2

白馬乗鞍岳に登っている途中の天狗原まで来まして、いよいよさらに上に向かいます。

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これから向かう方向(山頂)は分っているのだが、実はどこを登ればいいのか知りません。でもよ~く見てみると、人が3人登っていました(写真赤の点の横にうっすら)。

ならばと自分も後を追ってみることに。

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靴擦れができそうだったので、靴を脱いで絆創膏を貼っていたら、ロープウェイが同じだった人と合流。しばし話して先に進んでいったので、後をまたつけさせて頂くことに。

猛烈な風で、絆創膏をしているときに素手で作業していたら、冷えて手の感覚が無くなりかなりのピンチにも。汗をかくので薄手の手袋で登っているのだが、状況次第では早めに道具のチェンジも必要ですね。

さらに急な斜面を登るのだが、雪の表面が凍っている場所もあり、自分のシールだけでは(激風もあり)後ろに滑り落ちるので、板を外してリュックにつけてスキーブーツで登ることにも。

凍った斜面に靴の先を打ち込んで、1歩1歩慎重に登る。リュックにつけた板が風であおられて、体ごと急斜面から落ちそうになるのを、どうにか堪えながら、ゆっくり登ります。いや~ホントに怖かったぁ、よかったよ落ちなくて。

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どうにかこうにか、山頂らしき広い平らな場所に出る。天狗原から距離は短いのだが、1時間半近くかかった。あまりに風が強い時間が多く、ほとんどその場で堪えていることが多かったのでかなりのスローペースですが、念願の登頂。

ただし、頂上のしるしで標高○○メートルと書いてあるのを発見して写真を撮りたかったのだが、風で前もよく見えないし、リュックも板も支えてないと飛んでしまいそうだったので、とりあえず着いた場所で下山準備。

それでも周辺の様子を見たいので、リュックなどを飛ばない場所を発見してから、岩に登って風から耐えられる安定した場所に行き、写真をとってみたりも。下の写真はその場所での1番上から下を向いての様子。

その後、板のシールを剥がして、滑るモードへ突入っ。

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しかし、まぁ、それでも、この未だかつて経験したことの無い強風の中、まだまだ登って来る人はいましたよ。みんな、よくだねぇ~(お前もな)。

滑り始めたのだが、風で雪面が削られて(風紋が出来ていた)、ボッコボコやガリッガリしていたりと変化の激しい山頂付近。少し下った雪のいい場所まで移動し、いざ滑り開始っ。

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上から、ものの数分でまた天狗原に戻る。上の写真を撮っていた場所は赤矢印のとこから。

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天狗原から少し下った場所より。赤い印が大体の車の場所。でも遠いように見えて、滑るとあっという間なんですよね~。

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さらにもう少し下った風の無い場所でお昼。気がつけば1時を過ぎていたようで。

持参した行動食とカップ麺を。ただ、お湯を沸かしていたら、途中でガスがなくなりやや温かいお湯にしかならず、カップ麺の時間を延長して6分以上置いてから食す。かなりぬるいが何とか食べられる温度のギリギリの感じ。でも外で食べるって気持ちいいなぁ。

しばしの休憩をした後は、下まで滑って無事下山。怪我も泣くてよかった~。風が強いのは上のみで、下のゲレンデにくれば、また雪のコンディションも違い、春の雪全開。

今回は上まで行ってこれたので、満足して帰ることができまいした。風でかなり怖く、(もともと無い)自分の能力限界近くまで追い込まれたのですが、それが故にやりきった感の強い登頂となりました。

楽しかったので、また別の場所で遊びつつ練習しつつ、経験値を上げて行きたいな。

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