大地の芸術祭2012に行って来た その2

大地の芸術祭へ行ってきました。

その1の後は十日町の街中を離れ、山の中へと向かう。向かった先は「川西エリア」。信濃川に接する東側は田んぼが広がっていて、魚沼産コシヒカリ、蕎麦や酒が。西側は渋海川流域の山間地域、瀬替えの宝庫。

まずは山間地域へ。

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瀬替えは川を短縮するように新たなルートを作り、元川だった部分を田畑に利用すること。

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ここ作品番号K029ではそんな様子が分ります。

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普通の民家も作品会場。名水も湧いている。きっとどこかにはあるだろうと思って水筒を持ってきていたので、しっかり汲んで帰る。

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民家の中には花のオブジェ作品が10点ほど展示されていた。

その後も作品は点々としているので、地図を見てどんどん車で移動して観て行く。

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風や空気に思いを馳せる彫刻、2000年の作品。重い金属がワイヤー数本のみで浮かんでいるのが面白い。

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この辺ではイベントが開催されていたようで、う~んこれは何なんだろう。内部も見れたのだが、よく分らない。でも雰囲気は好き。

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竹で作られた作品。酒井も一緒に撮ったので、大体の作品の大きさも分るかと。

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中に入ると、よりいい感じ。

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ここは景色のいい場所なので、竹でベンチも作ってありましたよ。無料のお茶のサービスもある。

そして川西地区にある「ナカゴグリーンパーク」へ移動。ここは作品がまとまっている場所。公園やキャンプ場、城跡などもある。

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何やら面白い物を発見。

中に入ってみると
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水の中に鏡を入れてあり、光の反射で7色が見えるようになっていた。

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環境問題を考える作品も。

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大地の記憶、風車の見道B.約1キロに渡り風車を配置。ここに来るまでの山道にも風車がある。

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ここに作品がなければ、絶対に来ない様な場所にも作品が。一番の高さなので見晴らしはいい。

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そこにあるのは、八海山の風景を刻み込む作品。この日遠くは霞んでいて、何となくしか八海山が見えなかったのが残念。登ってみたい山の1つに、リストアップしてあるので。

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キャンプ場の周辺の山の散策道のあちこちに作品が配置されている。庭師の巨人。

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空と大地の展望台。この地域の作品は、芸術祭の期間中以外でもいつでも見ることは可能。これも2000年の作品。

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詩人の瞑想の道。

このナカゴグリーンパークではただ1つ「光の館」という作品が夕方16時までだったので間に合わず、内部の見学は出来ませんでした。残念。

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70人が座れるバス停のベンチ、これも作品。夕方急に雨が降り出す。

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遊具のようで。

時間も遅くなり、かなり汗もかいたので近くの「みよしの湯」へ。ここにも作品があったのだが、時間切れでみれなかったぁ。

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温泉のすぐ近くの駅である、下条駅前の作品。これも時間外で中は見れず。

のせた写真以外にも沢山見たのだが、こんな感じの芸術祭となっている。予定よりも全然観れなかったので、9月17日まで開催しているから、出来れば泊まることが出来る芸術祭のプログラムもあるようなので、泊まりたいなぁ。でもあと2日あっても、全部は観れないのだろうけども。

残りの期間は短くなってきましたが、興味があれば行ってみてはいかがでしょうか?。長野からは野沢温泉や震災のあった栄村を越えていく117号のルート。関東からは関越トンネルを抜け、塩沢石打や六日町を経由するルートで行けますので、ドライブも兼ねていくものいいかと。

塩沢石打からのルートには清津峡という場所もあるのだが、そこにも作品が以前行ったらあったので、今もあるかもしれませんよ。

とにかくエリアが広大なので、時間で決まっている作品以外は、日の出と同時に観るくらいの気合でないと、1日ではとても限られるので、ルートの計画が重要。あまり計画性の無い自分が言うのもなんですが、事前にしっかりチェックをして出かけましょ~。しかし、楽しすぎるのでまた行かねばっ。

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