大地の芸術祭2012に行って来た その1

大地の芸術祭越後妻トリエンナーレ2012へ行って来た。この手のものが好きで、毎年何かしらの芸術祭に行っているんだよね。

「大地の芸術祭」は、新潟県は越後妻有地域(津南や十日町などの)里山を舞台に3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭(3年に1度開催なのでトリエンナーレといっている)。

実は3年前にも行っているのだが、とにかくエリアが広大。なので3年前の1回きりではとても時間が足りなくて、軽く津南と松代エリアを見た程度だった。

それから3年、ずっと置いてある作品もあり開催期間中以外でも観れるのだが、期間中のほうが盛り上がっているので行ってみることに。

途中忘れ物をして引き返したので、予定時間を大幅に遅れ、9:30頃到着。相変わらずなウッカリぶりを発揮。
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まずは十日町の越後妻里山現代美術館「キナーレ」へ。キナーレの外にはインフォメーションがあり、パスポートと公式ガイドブックと首から下げられるホルダーを入手。パスポートには作品の番号も書いてあるので、そこへ観たらスタンプを押していく。このスタンプが埋まっていくのが、何ともまた楽しかったりも。

インフォメーション(奥のテント)周辺にも作品があり、真ん中のケサを被ってる女性のテントは絶対交換。桶の中に前の人が置いていった物があり、自分の何か1品を置いてくと交換できる。見るとあまりにもかわいいハンカチと小物だったので、交換を遠慮してスタンプだけ押すことに。

この芸術祭はガイドブックが無いと、とてもじゃないが作品の場所も分らず楽しみは半減以下になるので、行くようなら必ず必要なアイテムだね。チケットは開催期間中ずっと使え、料金の発生する場所でチケットの無い場合は、その都度払えばOK。チケットのほうが数を観るならお得だぞっ。

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中心にはが古着が高く積まれ、それを上からクレーンで持ち上げては落とす作品が。

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面白いオブジェが吊り下げられている。

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植物を炭化させて彫刻作品など。

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理容室のネオンのようなものがグルグルまわっていた、不思議な感覚に陥ることができる。

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レールの上を走る模型電車にライトをつけて、周囲のオブジェを照らすことにより、壁が様々な模様で変化していく。面白かったので、長々観てしまった。列車の動きも変わるので、それにより影が違うからついつい。

その他にも沢山作品はキナーレにあるのだが、それらを全部観た後で、ガイドブックを見るとこの周辺にいくつか他の作品を発見。歩いて行けそうなので車をキナーレに放置し、移動してみることに。

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十日町の駅。街中を歩いて開催場所へ行ってみたのだが、期間限定の場所もあり数個やっていなかったので、とりあえず近くの駅へ。十日町は車で通ったことは何度もあるのだが、そういや駅には来たこと無かったなー。知らない駅って何でか好きなんだよね。

その後はまたブラブラ歩き、
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十日町文様展。吊るされているのは「プレファブコート・ライス」。ライスというくらいだから、米が原料なのか?そこを確認しなかったのだが、1枚のシートを色々使え、作品のように切り込みを入れると、服として使える。丸い穴は頭を入れるんだと思う。それ以外にも、スカートなどなど、キリトリ線によって変わるようで。それが沢山吊る下がるっていたのだ、面白い。

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影祭。街中の建物の壁に描かれていた。なんかいいね。

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あっという間に昼になってしまったので、蕎麦屋を見つけたので、食べることに。このあたりの蕎麦はつなぎに海草(フノリ)を使っていて、個人的には好きな蕎麦。でも蕎麦好きでもないので(嫌いでも無いが)、ザル蕎麦よりは、こんな感じのが好きかな。

それにしても、十日町の街中で既に昼を過ぎるとは、完全に予定以上に時間がかかる、さらにどんどん歩いて行きますよ。

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青い部分が江戸時代の日本(左のほうは中国か?)。

これはもう締め切っているが、参加型のアートで、何が参加型かは青い部分を拡大してみると
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パズルのピースになっている。そのピースは参加した人が青色で自由に願い事が書いてあるんだよね。青色だけでも7色ほどあるようで。いいねぇ、コレっ。

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神社も芸術祭の舞台に。

上に登ってみると、
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何だか面白い模様が沢山。中心部分には作った作家が居たので、話を聞いてみたりも。竹籤を白く塗って止めて、細い釣り糸みたいなので補強、沢山の人を投入して3ヶ月かかったのだとか、凄っ。

さらにこの後、十日町博物館まで歩き、観てから車に戻ったのだった。ここまででかなりの時間、折りたたみ自転車を持ってくるべきだったなぁ。かなり歩いたぞ。

さて今度は十日町から信濃川を渡り川西エリアへ向かいますよ。

つづく…。

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