ローマ2日目。
酔っ払い、ベットの上に布団もかけないで、知らぬ間に寝ていた前夜。
変な時間に寝たのもあり、早朝に起きていまい、PCなどをしていたのだが、この朝からお腹の調子が強烈に悪化。
何かに当たったようでして、もの凄い下痢と腹痛に膨満感、さらには軽く微熱までも出る始末。
朝食も食欲が無く、ほぽ水のみで済ます。
この日が唯一の1日自由行動の日だったのですが、
朝食時間が終わって部屋に戻っても、体調が回復せずしばし休憩、うわ~。
ローマの部屋からの景色。せっかくローマまで来て、自由行動を1日部屋で寝てましたってのも勿体無いので,
気合を入れて外に出てみることに。
本当はコロッセオの内部に入りたかったのだが、トイレが無さそうなのと、その距離を歩けるか心配し断念。
ならばと、地下鉄に乗ってて行ける場所に行くことに。「M」が地下鉄のマークです。
地下鉄のチケット売り場。コインの入れ方が、日本と違って面白い。
買い方は画面を見れば、何となく分かったのでチケットを購入。
「たまに機械が壊れていて、おつりが出ないこともあるので、駅近くにあるタバッキ(売店)でチケットを買うといいよ」と添乗員さんが言っていたのだが、何故かタバッキへ行ったら、「駅で買えよ」と言われて機械でチケットを購入したのでした。
地下鉄内部。遅かったのが幸いしてか、電車の中はガラガラ。
4つ向こうのスパーニャ駅へ。
スパーニャ駅前は昨日の夜に来た、スペイン広場。
広場に公衆トイレがあったので、とりあえず駆け込むっ。
この広場近くは、ブランド品の本店などが多くあり、とても賑わっていましたよ。
革製品の手袋屋や雑貨屋に入ったのだが、あまりの腹の痛さに商品を見ている場合では無かったけどね。
レンタル自転車もあるのだが、たしかローマはヘルメットを被っていないと罰金だったような。
メットもないし、本日の調子では乗れません。が、自転車移動も1つの手ですね。
近場をプラプラと歩いたのだが、お昼時なのもありテーブルも出ている。
とってもオシャレな感じです。
お目当ての店があったので、やや離れていたが何とか見つけ出して、入店し注文。本場のカルボナーラ。
でも、やはり食べられなくて、丸い塊を1つ食べるのがやっとこ。
個人的には日本のドロっとした卵ののっているカルボナーラのほうが好みですね。
水だけはよく飲んでいたのだが、ジェラートなら食べれるのでは、と考え買ってみる。
様々なサイズのカップがあるのです。
言葉を話せなくても、カップの大きさを指差せばOK。
イタリアで食べたジェラートは基本的にはどこでも、2個の味がのってきます。
レモンといちご。レモンを食べたら、少しすっきりして復活っ。
町のあちこちに彫刻も。町を歩いているだけでも、とっても楽しいのです。
必要なだけのお金しか持ち歩いていないので、この旅3回目となくキャッシング。
ユーロに日本円を両替してもいいのだが、手数料などを考えると、キャッシングでもいいかと思い50ユーロ程引き出す。
普通に通り沿いにあるキャッシュディスペンサーなので、変な人が居ないか、かなりキョロキョロしての作業。
これで安心して、お腹に何かあってもタクシーに乗ってホテルへ帰れる。
タクシーにも色々あるので、安心なのはタクシー乗り場からのタクシーで、車体に番号が書いてある車に乗るのがいいようですね。
広場にあるお店はクリスマス時期なのもあり、飾りなどが沢山売られていました。
日本でよく見かける物とは違った、とてもオシャレな物が多くありましたよ。
この広場にあった、雑貨や皮製品などを売っている店が素敵で、お土産などを買う。
お店から出てみたら、すっかり暗くなり始めていたり、ホテルへ帰ることに。
ルートは同じく地下鉄で出てきた駅から、帰ったのだが、帰宅時間なのかとっても電車内は込んでいる。
こんでいる中で、小さい子を連れた(スパニッシュ系の)親子がいたのだが、
あまりこみこみで子供が可愛そうで近寄らないようにしていました。そ
れでも後ろから押され、やむなく親子に近づいてしまうのだが、今度はその母親がガンガンこちらに肘うちをしてくる。
近づいているのが自分のせいでな無いのだがねぇ・・・。
そうこうしていると今度は別の男が、「日本人かい、日本はいいよね」とか言ってくるので話をしていたら、
何かおかしいなと思い見てみると、なんとバックのチャックが開いているっ。
というか、財布が半分出ている状態に。
すぐに降りるのを予定していた昨日フィレンツェからの到着駅でもある、テルミニ駅に到着したので、
電車を出て財布の中を確認すると、中身は無くなっていませんでした。
ローマはスリがもの凄く多いようですが、危うく被害にあうところでした。
昨晩も水が欲しくて、泊まっていたホテルの近くに水が売っていたのを発見していたので、行ったのだが、
その途中でも怪しい方々に後ろからつけられたりもして、なかなかローマはスリリング。
結局水を売っていた店は閉まっていたので(オイっ)、つけられていたので、
早足でグルッとまわってホテルに無事に帰ったのですが。
まだお腹の調子も優れなかったので、外でご飯を食べないでスーパーによってバナナなどを買ってホテルで食べることに。
スーパーの中でも怪しい人物が声をかけてきたので、完全に無視をする。
スーパーでたいして食べたい物も無く、駅近くにマックがあったので、
バーガー1つなら食べれるかもと、何を注文しようか考え並んで上を見ていたら、
また気がつくとバックのチャックが開いていたっ。
何度もバックを空けられているのだが、イタリアに入ってから長くだらっと持っていた訳ではなく、
斜めの肩がけバックを前にし注意して持っていたにもかかわらず、ちょこっとの隙を狙われています。
バックより、具合悪くてお腹の調子をずっと気にしていたから気が付かなかったのかなあ。
何も取られては無いのだが、とにかくローマのテルミニ駅周辺は特に店の中までも安心できませんでしたね。
腹巻でもして、その中に貴重品を入れておくのは、大げさではなく大事かと(特にローマ)。
その後も、無事ホテルまで歩いて帰り、ホテルの中で休んだのでした。
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