リガの街歩き3

お昼を食べて再びリガの街歩きを開始。


観光用の乗り物に興味深々な長男のためにまた近くへ。
運転手なのか?時間まで寝ている人も。


三人兄弟。
建てられた当時の姿をほぼ保っているようで、
それぞれの時代を物語る建築。
右側:15世紀のリガ最古の石造りの一般住宅、兄
中央:17世紀建築のオランダのマリエリスム様式の住宅、真ん中
左側:17世紀末建築のバロック様式の住宅、末弟
兄の時代は窓の大きさと数に対して税のかかる「窓税」がありました。
この時代ガラス窓は「贅沢」とみなされ、
それだけ窓ガラスを多く使う家は富裕認定されていました。
なので兄の建物は、窓が極端に小さいですね。
末弟の時代は、間口がかなり狭くなっている。
これは土地に余裕がなくなった証ということ。
中にも入れるようですね(知らなかったけど)。


リガ大聖堂の前にはオフジェや子供が遊べる場所も。

ブラックヘッドの会館と市庁舎広場。
ブラックヘッドの会館(一番右の建物)は1941年にドイツ軍の空襲で破壊。
それが1999年に完全再建が完了。
時計の下には4つのハンザ都市、
リガ、ハンブルク、リューベック、ブレーメンの紋章と、
ギリシャ神話の神々の像も。
市庁舎広場は中世リガの中心地。
広場中央に再建されたリガの守護聖人の聖ローランド像もあります。


聖ペテロ教会。
13世紀初めに最初の教会が建てられ、
18世紀に今の姿に改築。
何度も火災にあって倒れていていて、
直すたびに塔の上で建築責任者がワインを飲み干し、
そのグラスを下に投げ落とす習慣が続けられたのだとか。
落ちて割れたグラスで教会の未来を占うという意味があり、
割れた破片の数は塔が存続する年数を表すと信じられていたようです。

実際にはただ適当に歩いているだけで、事前情報はほぼない状態。
この中にエレベーターがあって街を一望できるとは知らなかった。

とここでサングラスが無くなっていることに気がつき、
家族と別れ別行動、
ダメもとで来た道を走り回ることに。
結局見つからないから、
せっかくなら通ってない道を走って家族の元へ。


昔の道具など売っていた店。
他の場所とまた違った趣がありました。


街を適当に撮ってもなんかいい。


あちこちに、露店が出ています。


待ち合わせ場所(聖ヨハネ教会)で家族と合流。
妻は露店の品物を物色中、
とんでもない方向音痴なのに、よくここにたどり着けたよね。

ブレーメンの音楽隊。
これが見たくてここを待ち合わせ場所にしました。


かつての城壁の一部。
中はちょっとした中庭になっているみたい(ヤーニスの中庭)。
17世紀当時、街にやってくる農夫は道をつくるために
必ず2つ石も持ってこないといけなかったようで、
ここは当時そのままの敷石が残っています。

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