戸隠山に登ってみたぞっ

長野県の戸隠は「パワースポット」として有名な場所なのですが、その戸隠山に以前から
登ってみたかったので行ってみた。
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登山口までは戸隠奥社の参拝ルートを進んで行くのですが、何度通ってもこの杉並木は
いい。とっても大好きな場所の一つです。
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戸隠神社奥社から、本日登る山。「険しそうだな」とやや不安。

登山の紙に情報を記入して(こんなのは初)、ココから開始地点なのでいざスタートっ。

登山開始直後から急な登りの連続でして、早くも「息がハーハー」状態。実は2週間程前
左足をネンザし、サポーターで固定してのトライ。なのでこの急坂は正直キツイ登りだった
りも。

そんな思いもまだまだ甘く、その急な登りの後はクサリ場が続くのです。
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斜度は何度か?分かりませんが、ほぼ崖。雨が降った後だったのでクサリと岩も濡れて
いてホントに危険。下にいると落石もあり,そんな危険も。
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冗談では無く、落ちだら確実にサヨナラです。実はとびっきり高所恐怖症なので、ビビりま
くり。靴も滑るので気が抜けません。
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崖を登りきった後は、両側が崖の山の稜線を進んで行く。「蟻ノ戸渡り」「剣ノ刃渡り」と呼
ばれ、かなりの難所。ここから落ちて亡くなっている人もいまして、ここ数年というか「こん
なに命のやりとり」をしたのは初って位ビビリ、慎重に渡りましたよ。脳みそから何かが
ドッパドパ出て、かなりのテンションでした。ふー。
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その後は「八方睨(にらみ)」と言う場所へ出てひと安心。そこでコーヒーやカップ麺を食べ
てからまた動き出し、やっと頂上へ。先客もあり食事しながら(と言ってもまだ10時過ぎで
したが)お互いに情報を交換。こーゆー場での人との交流はとってもいいのです。
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「八方睨」ちょい過ぎからの一番の難所の様子。自分で来る時は、上から見えるとは知ら
なんだ。こう見てもやっぱり怖っ。奥には「鏡池」も見えたりしてました。
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稜線を横切りその後は戸隠の牧場方面へ下山していったのだが、コッチはコッチで大変。
またクサリを使ったり。
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またクサリを使ったり、
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またクサリを使ったりも。登りよりは「命の危険」を感じませんでしたが、完全にファイト一発
のCMの世界。下山道は水が流れていて、滑りやすくて危険です。途中で「氷清水」と呼ば
れる湧水があり、これは冷たいしメチャ旨っ。ちゃっかりペットボトルに入れてお持ち帰り。
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そしてある程度下がって来ると、また森の中を歩くのですが、緑がキレイすぎるっ。こん辺
の木はまだまだ新緑。柔らかな緑の葉が茂っていてステキでしたよ。
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そしてとうとう牧場まで帰ってきまして、今まで歩いてきた山をパチリっ。我ながらよく行っ
てきたものです。今回は髪処禅のお客様を誘って一緒に行ったのだが、お互い怪我もなく
無事に帰ってこれて何より。

その後はソバを食べて奥社まで戻り帰宅。しかし終わってみれば怖い場所でも結構笑っ
ている写真が多くて驚き。確かにでも楽しかったですね。こんなにギリギリに追い込まれ
ることは普段の生活では無いので、非日常を味わいましたよ。ただ今回ホントに危ない場
所も命綱無しで行ってしまたのですが、次回からは危ない箇所はロープの技術も必要だ
とつくづく感じました。ただのラッキーではダメですからね。

近所の北信5岳のうちこれで2ヶ所制覇したので、残りのすべても登ってみたいですね。

もっと体力と知識と技術をトレーニングして、また楽しんで山へ行ってみますよっ。

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