八ヶ岳に登る 赤岳山頂~横岳~硫黄岳~美濃戸口

赤岳頂上山荘の前で15分ほど、きゅうりを食べたり、雑談後、次へ向かうべく再スタート。

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11:45、赤岳の山頂を出発し少しの地点。相変わらず先はガスっているが山小屋を発見。

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赤岳から下った場所にある「赤岳展望荘」にて(12:00)。やっと雲の隙間から青空が見える、キレイだなぁ。

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さらに稜線をどんどん先へ先へ。

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分岐地点である「地蔵の頭」に。時間はまだ12:05なので予定のルートを行けると判断。ここ以外には予定のルート以外に美濃戸口方面への分岐は無い(と思う)。

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まだ足の疲れもさほどではないので覚悟を決め、分岐を過ぎてそのまま稜線を進んでいく。

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赤岳~横岳の間はやや急な場所もあるが、急ぐのでガンガン進む。

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途中見晴らしのいい場所で、今来た赤岳方向を見るとガスが少なくなる場面も。ここで前方から来たお兄さんが「やっと、赤岳が見えた」というので、聞いてみるとこの先もガス、さらにここまで縦走してきて本日3日目だとか。このまま最後まで縦走するとのことで、お互いの無事を祈って別れる。

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ここは落ちたらアウトだったので、怖かったなぁ。そんな場所もやはりある。

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稜線を北へ向かっているのだが、右(東)方向をみたら、建物が見えたっ。方角的には野辺山方向かと。

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狭い場所では、お互いに待ったり、待たれたりしながら譲り合って進む。なかなか横岳につかないので、「横岳どこですかぁ」と梯子から降りてくる人に聞くと、この上だよと。知らないので少し恥ずかしい。

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はい、横岳(2829m)に12:50、到着。またしても視界は無い(もう慣れた)。

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軽く写真をとり、見えないので、どんどん進むことに。山頂から硫黄岳に向かう出だしは、ガスでよく見えないからいいけど、写真の左はかなりの崖。

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さらに進むと、本日1,2を争う怖い場所に。高所が苦手なので、ペッピリ腰で渡りきる。

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ネットは鹿から高山植物を守るためのもの。確かにあちらこちらに山野層があり、きれいな場所もありましたよ。花を観察している人も多かったなぁ。

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ここまで来て、本日初となる、原村方向(登り口方向)が見えたっ。そうか、こうなっていたのかぁ。本当はこの稜線を景色みながら、進む予定だったのになぁ。

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さらにこれから向かう硫黄岳も見える。天気が回復してきたのかな、期待してますよ。

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13:20、硫黄岳山荘に到着。このあたりはゴツゴツした感じは無くて、のんびりしている。

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山荘を横目に見ながら通過し、ラストの登り。ここを登れば本日はあと下るのみ。

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爆裂火口跡があり、断崖絶壁となっている。下山方向とは違うのだが、火口周辺をいけるところまで行ってみたりも。ただし、ロープがあるので、「中に入ると亀裂があったりするので、危険」と教えてくれる人とすれ違う。

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硫黄岳山頂(2760m)、登山の中学生がたくさんいて賑やか。この山頂は広いので人が多くても平気。長野県民は学生で登山が必ずあるのですよね。本日行けないこの先の夏沢峠方向から来たみたい。黄色い声がいい感じ。

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山頂でしばし、パンを食べたり、水分を補給し14:05、下山開始。すでに14時を過ぎていい時間になってきたのだが、怪我をしないように注意して急ぐことに。

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少し下ると、分岐に。赤岳鉱泉方向へ。

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森林限界より下ってきて再び樹林帯に。光が差し込んで景色もよく、かなり気持ちいい下り。気分もルンルンに。

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大同沢まで来たら、今まで歩いていた稜線も見えたよ。

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15:00赤岳鉱泉に到着。山小屋の人に「美濃戸口まであとどれ位かかる?」と聞くと、「あと3時間くらいかな」との答え。まだ3時間とは、時間が押してきたので、休憩もそこそこに出発。

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振り返ると、本日歩いた稜線が見える。でもまだ3時間、さてさて行きますか。

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川に沿ってどんどん下る。水もキレイだし、イワナとかいそう。釣りもいいよねぇ。

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16:10、美濃戸山荘に到着。予定より早いね、暗くなる前に間に合いそうだ、少し雨も降り出したしね。

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ここまでこんな感じでグルっとね。

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美濃戸山荘、さらに少し下の赤岳山荘までは、車で来れる。駐車代1000円、だったかと。赤岳に登るだけなら、ここまで来て、行くのが時間の短縮になっていいね。

酒井はまだこの先の美濃戸口なので、車の通る砂利道をまだまだ下る。

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歩いていると後ろから車が来て、「行く道だから、乗って行くかい?」と声をかけて頂く。せっかくの好意なので、あと少しだが車で下山。山は色々な出会いがあっていいなぁ。

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16:40分、美濃戸口に(まさかの車で)到着。神奈川から来て、車中泊を繰り返しながら山を登って本日で4日目の還暦を過ぎて定年退職した田中さんと、がっちり握手をしてお別れに。「山やってりゃ、またどこかで会いますよっ」と会話を交わしたのだった。

車まで着いた途端に、バケツをひっくり返したような大雨が。まるでスコール。いいタイミングで到着したってものだね。結局なんだかんだで約10時間で1周。コースタイムは12時間45分なので、早く帰ってこれたほうだね。

なかなか長い道のりだったのだが、いい山歩きだったなぁ、天気のいい日にまた来たいね。

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