大好きな長野県、その県歌である「信濃の国」の紹介の続き。
歌詞4番
尋ねまほしき園原や 旅の宿りの寝覚の床
木曽の桟かけし世も 心して行け久米路橋
来る人多き筑摩の湯 月の名に立つ姥捨山
著き名所と風雅士が 詩歌に詠てぞ伝えたる
訳文
ぜひ訪ねてみたいところは、園原の地や、旅の宿の寝覚の床
木曽の桟をかけた時代を思い起こしながら、久米路橋を渡り
ものです。
多くの人が訪れる筑摩の湯や、月見で名高い姨捨山、
風流な詩人や家人が、題材にふさわしい名所として、
漢詩や和歌に詠み込んで、現代に伝えられています。
この4番のみメロディーが変わり、スローテンポになっています。
園原とは下伊那阿智村にある地名で「源氏物語」や「枕草子」など
に登場しています。
寝覚の床は実際にはこんな感じ。
浦島太郎伝説でもココは有名だったりもしています。
木曽に行った話←もよければどーぞ。
筑摩の湯は現在の松本市にある「浅間温泉」か「美ヶ原温泉湯ノ原」であろうかとのことです。
姨捨山には高速道路のサービスエリアがあり、そこから見る夜景が最高だったりも。
さすが名所、ぜひ肉眼で見て頂きたい場所ですよっ。
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