ハイリゲンシュタットとグリンツィングを歩く

クレムスから終点フランツ・ヨーゼフ駅への電車に乗りました。
その終点から2つ(だと思う)前の駅であるハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)で下車。
チケットは終点まで行けましたが、この街が気になったのです。
音楽に関心がある人は知っている話しですが、
ベートーベンがウィーン市街地から北部へ移動し、
聴力の回復が見込めなくなっり絶望して弟に出した「ハイリゲンシュタットの遺書」によって有名となった街。

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カール・マルクス・ホーフ(Karl Marx Hof )が駅のすぐ近くにありました。
1929年に建てられた集合住宅。
全長1Kmにも及ぶ大きな集合住宅で、
建物内には託児所や病院などの施設も。
建築的に有名な場所を偶然通ることに。

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駅前には音楽家に関係のあるマップ?でしょうか、
設置されています。
かっこいいな、コレ。

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聖ヤコブ教会やベートーベン関係の場所の近く。

さらにベートベンが「田園」の構想を練ったと言われる散歩道を目指し、
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住宅街を抜けていく。
あまり観光で歩く場所ではないなぁ。
家はかわいい、この辺高級住宅街ですね。

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ベートーベン・ルーエ(Beethoven Ruhe)、ルーエは休憩場の意味。
ここはベートーベンの散歩道(Beethovengang)の奥の広場で、
ベートーベンの胸像がありますよ。

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通りの看板にも、ベートーベンの休憩場の文字が。
ベートーベンは昔読んだ手塚治の「ルードウィヒ・B」の情報しか知りませんけどね。
また読みたくなってきたなぁ。

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散歩道をさらに奥まで進むと、
観光では通らないような寂しい道となり、横には墓地もでてきます。
引き返そうかと思っていたところ、
ちょうど橋を発見し渡って今度はグリンツィング方向へ。

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ブドウ畑が一面に。
グリンツィングへ向かう高級住宅街に入る直前に振り返ると見えた光景。

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38番のトラムの終着駅に到着。
この辺がグリンツィングでホイリゲ(ワイン酒場)が多い場所。
帰りもここから38番のトラムに乗って戻ります。

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高い塔があるのはグリンツィング教会。
内部の見学は自由のようですが、ちょうど何かをしていて見学できず。
裏には、音楽家グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)のお墓があるようです。

この辺りはホイリゲのメッカ。
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どこかに入って1杯飲もうとウロウロしたけど、
休みや活気のない店、ツアー観光客相手の店もあり、
どうもピンとこない。

ホイリゲに入らず、そのままウィーンの中心部へ移動します。

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