首里城。
約450年に渡って栄えた琉球王国の中枢でして、
国王の居城となっていた場所。
1945年の沖縄戦で全焼しましたが、
1992年に18世紀以降の形をモデルに復元。
2000年には世界遺産登録されています。
守礼門(しゅれいもん)。
見学者が最初にくぐる玄関口。
2千円札の絵柄になった門ですよね。
門の近くでは、
民族衣装を着て写真を撮ることもできるようです。
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
背後にある御嶽(うたき)とよばれる聖域を拝礼するために造られた、
門の形をした拝礼場。
琉球の代表的な石造建造物で1933年、国宝に指定。
歓会門(かんかいもん)、
歓迎を意味する「歓会」の名前がつけられています。
首里城内へ入る第一の正門、別名「あまえ御門」。
「あまえ」とは琉球の言葉で「喜ばしい」ということ。
瑞泉門(ずいせんもん)、
石門の上に直接やぐらをのせた門。
戦火で全焼し、1992年に復元。
正殿。
ここからは入場料がかかります。
国王が政治や儀式を行った需要な建物。
原型は中国の紫禁城がモデルに造られているようです。
こちらも1992年に復元。
往復のルートから少し外れると西のアザナに行くことができます。
そこは、
城郭の西側で標高約130mの場所に築かれた物見台。
昔はここで旗を立てて鐘を鳴らし、
首里城城下へ時刻を知らせていたのだとか。
今は天気がいいと慶良間諸島まで見渡せる、
那覇市内を望める場所になっています。
西のアザナからの展望。
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