演劇集団キャラメルボックスの「トリツカレ男」を観て来ましたよ。
2007年以来の再演でして、その2007年のときには観に行けず原作のトリツカレ男 (新潮文庫)を買って読んだのでした。
それ以来の再演ということで、久々キャラメルボックスを観に赤坂サカスにある赤坂ACTシアターへ。前回から観たかったので、どうせならと近くで観れるS席を予約っ。
時間があったので周辺をグルリと。もう少し暖かくなると桜がキレイなさくら坂。奥はTBSのテレビ局。
TBSストアーなども発見。最近スキー場へ行くことが多かったので、都心部は久々だが、赤坂周辺はとってもオシャレ。
さて、「トリツカレ男」の簡単なストーリーですが、
ジュゼッペは村の皆に「トリツカレ男」と呼ばれている。何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。三段跳びでは非公式とはいえ世界新記録を出すし、そのほかには仮面作り、オペラ、サングラス集め、潮干狩り、昆虫採集、探偵などなど。そんな彼が、寒い国からやってきた風船売りの少女に恋をする。少女の名は「ペチカ」。笑顔の裏に悲しみを持っている彼女の心を、ジュゼッペは、もてる技のすべてを使ってあたためようとするのだが…。
今回ペチカ役に星野真里さん、トト役に金子貴俊さんが客演で出ていまして、またいつもとは違った感じで新鮮でしたよ。
個人的にも何かに「トリツカレる」ほうでして、何かをしているとあまり周りが見えない聞こえない性分(ガッと集中しちゃうんだよね)。何にも熱くならないで生活するよりは、ググッと入り込んで熱くなる。どうせやるならトコトンやってやろうじゃないのよ、という感じが好き。良くも悪くも直情タイプ。
なので禅で仕事中の酒井と、プライベートで動いている酒井のイメージは、あなたの思っているのと、かなりかけ離れているかも?しれませんね。
とりつかれやすいというか、楽しそうなことには首をつっこんで、何でも自分で1度は経験したいのです(それが裏目に出る場合もあるが…)。
なので、「トリツカレ男」のジュゼッペには全てではないが、共感できる部分も多いのですが、そこまでトリツカレなくてもと思う場面も。
本で読んではいたのですが、ずいぶん昔に読んだので、ラストもスッキリ忘れていて、楽しく観ることができましたよ。毎回のことですが、キャラメルボックスはいいなぁ。
今年はまだ何度も別のストーリーで公演があるので、行けるようならまた行きますよっ。
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