野沢温泉

最近、野沢温スキー場へ行きました。

野沢温泉と言うだけに、共同浴場の外湯がありまして、その数は13。何度も野沢温泉に
は行ってたのだが、入ったことがなかったので入浴してみることに。

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13の外湯の中でも一番大きい「中尾の湯」。

シャワー設備はもちろんありませんが、蛇口が数ヶ所あり、桶を使って頭や体についた石
鹸などは流せます。共同浴場は洗い場がないので、スキーの帰りに入ってまた家で入る
のが面倒で利用しなかったのだが、ここならいい。さらに無料だったりも。

ただ、効果としての一番は、湯船のお湯を桶ですくって頭や体を洗ったほうがいいので自
分は湯船の横であぐらをかいて温泉の湯で洗ってましたけど。

実はこの行為は地元のおっしゃんがやっていて、それを真似たのでした。

温泉は熱いほうと、普通のほうと温度が2つあり、普通のはとってもいい気持ち。もう1つ
は熱すぎて肌がピリピリして入れませんでしたが。

こーゆう共同浴場では、「ぬるくなるから水で薄めるな親父」が必ずいるのが相場でして、
その体を洗う手本にしてたおっしゃんが実はそうで、うすめている観光客に「うすめるな」
と言ってまして、観光客は「うすめなきゃ、入れねんだよっ」と口論に。

確かに入れた温度だけになんとも言えないのだが、おっしゃんは「熱いなら入るなっ」と
言いだす始末。

共同浴場は村人の生活に密接した施設だけに、入り方にもこだわりがあるのだが、村も
(どこの市町村も)観光客には来てもらいたいもの。それが「熱いなら入るな」と頭ごなし
言われた観光客は2度と来ないかもなぁ、と感じ考えさせられましたね。

その後そのおっしゃんと話してみたら、実は温泉の番の週で見なきゃいけないとか、13
あるうちのココの湯はこうだとか、温泉が生活にとても役に立っているだとか、熱い場合
はそこの板で湯もみをすればいとか、いい話をする訳ですよ。自分じゃなくて、さっきの
観光客に言ってよと思ったけども。長野が大好きだけに、また観光客には来てもらいた
いから、余計に考えさせられましたねぇ、人の気分も言い方次第だなと。

さて長野県は、温泉地数231ヶ所で全国第2位とかなりの数。まだまだ行ってない場所
は沢山あるので、どんどん行ってみたいです。

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