鮎の友釣り

子供の頃より釣りが好きで、様々な釣りをしてきいる。

場所も海、川、湖などで対象魚も色々。対処魚や場所が違えば、一言で釣りといってもその釣法は千差万別、とっても奥の深い世界なのだ。

そして、経験した釣りの中で、1番難しいと感じるのが「鮎の友釣り」。釣りは好きなのだが、正直そこまで好んでは鮎釣りをやっていなかった。が、ここ3週間ずっとお誘いを受けていたので、たまにはやってみるのいいかもと思い2~3年ぶりにやってみることに。

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とある県の某川が今回の舞台。よく釣れるのはこの川くらいのよう。地元の人もこの川のことをあまり広めて欲しくは無いとのことで、場所の質問には答えられませんよ。

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鮎の尻びれに逆さ針を打つ。その針の下に掛け針が付いている。友釣りなので、オトリ鮎を泳がせて、縄張りに侵入させ、オトリを攻撃してきた鮎を掛け針で引っかける、という釣り方。

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餌やルアーの釣りではないの、オトリが弱らないようにコントロールしたり、交換したり、石やゴミにひっかかっては川に入り、魚信があった後は逆さ針が外れてないかなどなど、気にすることは多くてとても繊細な釣り。大雑把な自分にはなかなか大変。でも川が小さいからまだ楽なんだけどね。大きな川は腰や胸まで川に入るので、下手すれば流されちゃう心配もあるし、竿のもその辺に置いとく訳にはいかないので。

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鮎が釣れたら、釣れた鮎を今度はオトリに使うので交換して釣る。それの繰り返し。オトリが弱ると全然釣れないのだ。

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鼻カンを鮎の鼻に刺して、自由に泳げるようにする。初心者は鼻カンを通すのがまず難しい。まごまごしていると魚が弱るので、ササっと交換したいもの。今まで鮎釣りはトータルでも10回やったかどうか程度で、記憶では鼻カンを通すのがとっても苦手で、スグに魚を弱らせていたのだ。しかし今回はなぜか大した苦労もなく、釣ってはどんどん鼻カンを通すことに成功。それ以外も徐々に慣れ、楽しめたなぁ。

他の釣りは自分で仕掛けを作ったり、考えたりするので、ラインが切れたり、他のトラブルがあっても対処できるのだが、この友釣りの仕掛けは自分で作ったのではないので、仕掛けの仕組みをしっかり理解していない、いわばおのぼりさん状態で釣っている。知らないことも多く勝手がつかめないので、よけいに難しい。

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釣った鮎はクーラーボックスに入れて持ち帰り。ラインが切れたり、取り込みに失敗したり、交換途中に逃げられたりと何匹もサヨナラはしたのだが、それでも20匹弱は釣れたかな。今まで行った中では1番釣れたので、いい感じ。結局は釣れれば楽しいっ。

2回ほど鮎以外のデカイ鮠(ハヤ)か掛かることもあり、外道なのでリリースしたのだが、引きは楽しめたりも。ヤマメなんかも掛かることがあるそうで。

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鮎の塩焼きが1番旨い。他の魚は2匹も食べれば「もういいや」となるのだが、鮎だけは4、5,6…と何匹でも不思議と食べられる。

しかし思いのほか楽しめたので、また来年もチャレンジしてみよ~かな。

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